LEITZ MINOLTA CL + NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM

僕のバースイヤーカメラ(Birth year camera)を探す旅も今日で終わりを迎えた。

最初はPENTAX super Aに白羽の矢が立ったのだが、40年も前の電子式カメラということで、今後の修理に一抹の不安を感じ却下。

参照:No buy bye-bye Birth year camera

その次に注目したのが、日本が世界に誇るモノ作りメーカー、コシナのCT-1 Superである。

しかし、このCT-1 Superをベースに販売されたレンジファインダー機、BESSAシリーズの存在を思い出し、正直「バースイヤーどこ行った」感は否めないが、2002年に発売されたVMマウントのBESSA-R2が一気に購入候補へと上がった。

参照:Voigtlander BESSA-R2 + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII

そして今、BESSA-R2を求めた僕が、この数日ネットでポチポチしたアイテムが全て手元に揃った。

ご覧頂こう、僕が買ったカメラLEITZ MINOLTA CL + NOKTON classic 40mm F1.4 MC VMだ。

・・・

・・・・・・

もう一度言おう。LEITZ MINOLTA CL + NOKTON classic 40mm F1.4 MC VMだ。

ええい、この際何度でも言ってやろう。今僕の手元にあるのはLEITZ MINOLTA CL + NOKTON classic 40mm F1.4 MC VMだ。間違ってもBESSA-R2 + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PIIではない。

一体なぜこんなことになっているのか?

と言うのも、BESSA-R2を探して某中古カメラ屋の店内をブラリ見ていると、ふとLeica CLが目についた。数ヶ月前にOH済ということもあって状態は良好。さらに、試しに手に取ってみたところ、この小ささが実に良く手に馴染んだ。

昔は大きなカメラ(例えばニコンやキヤノンの一桁機)に大きなレンズを着けて振り回すのがカッコいいと思っていた時期もあるが、40歳を目前にしてその辺りはすっかり腑抜けになってしまい、何ていうか今では「軽いは正義!小さいは正義!」みたいなところさえある。

確かに今でも仕事では大きなレンズを振り回すことも少なくない。だが、日頃のスナップ撮影に於いてはなるべく小さく軽いカメラで済ませたいという思いは正直あった。

そこにきてこのLeica CLである。さらにNOKTON classic 35mm F1.4を装着させてもらった姿が、なんていうかもうこの上なく「良かった」のだ。いや、本音を言えばやはりこのカメラにはM-ROKKOR 40mm F2が良かったという気持ちがあるのは確かだが、それでもこの姿には久しぶりにグッと来た。

僕は、プライベートで使うカメラには、仕事で使うカメラ以上に、「愛着を持てるか」という点を大事にしている。スペックや評判だけではない、デザインを含めた個人的な好き・嫌い、使いやすさや使いにくさなども含めて、カメラそのものを愛せるか、という点だ。

そういった点でこのカメラとレンズはファーストインプレッションから素晴らしかった。

そんな訳で「良いカメラ(レンズ)だな〜」なんて思ったのだが、とりあえずネットでももう少し探してみたいと思い、即決は控えて帰路についた。

そうして帰宅後、ネットで状態の良いLeica CLを探しはじめたところ見つけてしまったのが、『新品級』と銘打って販売されていた今回のLEITZ MINOLTA CLである。

ちなみに、あまり詳しくない方のために書いておくと、先ほどから言っているLeica CLと、今回買ったLEITZ MINOLTA CLは全く同じモノである。

1970年代、ライカとミノルタがタッグを組み、「設計はライカ、開発はミノルタ」という体制で作られ、国内向けに売られたものにLEITZ MINOLTA CL、海外向けに売られたものにLeica CLと名付けられた。いわゆるダブルネーミングだ。

恐らくコレクターズアイテムだったのだろう、そう思わずにはいられないほど、全くといって使用された形跡のないLEITZ MINOLTA CL。まさかここまでの美品に出会えるとは思っていなかった。Leica CLではなくLEITZ MINOLTA CLなのもいい。

ライカという名前はやはり強く、全く同じカメラであるのにも関わらず国内ではLeica CLの方が価値が高い(海外では真逆の現象が起きているのもまた面白い)のだが、個人的には日本企業の名前がしっかりと入ったLEITZ MINOLTA CLの方が断然カッコいいと思っている。

レンズに関しては、当初はスナップ用カメラということで35mmを買うつもりでいたが、LEITZ MINOLTA CLのブライトフレームは40mm、50mm、90mmなので、レンズもNOKTONの40mmにした。(M-ROKKOR 40mmは良い出物が見つからなかった)

ネットではファインダーいっぱいの画角でおおよそ35mmなんて言われることもあるが、せっかくなら40mmを楽しみたい。

バースイヤーカメラを買うつもりが、このカメラが発売されたのは1973年と、もはや五十路カメラを買ってしまったけど、それもこれも全部夏のせい。

そういうことにしておこう。

シェアする